ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

奉納囃子2011

快晴の下、平成女鉾清音会による祇園祭奉納囃子を行いました。
舞殿の下には、山鉾町関係者や知人の顔をお見受けしました。
「足を痛めたので今年で引退するわ」とおっしゃっていた
85歳の船鉾囃子方Hさんも
歩行器を押して駆けつけてくださいました。
皆様暑い中、東山の八坂神社まで、ありがとうございます!

今年のテーマは「復興」
太鼓の音も軽やかながらアクセントをきかせつつ盛り上がりました。
途中で隣のリーダーに
(わ、私はいいから先に行ってください・・・)
と言い残してバッタリ倒れそうになるくらい、ノリノリでした。
とにかく根性で、ピッタリ寄り添いましたけれども!

「囃子が舞殿の周りをうねりながら、最後に喜びをはじけさせればいいな」
とスピーチしましたが、感じていただけたでしょうか。

奉納後、あんなに晴れていた空から
一挙に大粒の雨が降り出しました。
夕立の割にはなかなか止まず、八坂神社で雨宿りさせていただきました。
あぁ、神様が喜んでくださったのかな?
拍手の代わりに雨を降らせてくれているのかな?
と、実感しました。

会長として公式なお礼は、平成女鉾清音会ブログにて。
あっちのブログを観ると、私がどれだけスピーチを重ねているか、つくづく実感するわぁ・・・。