ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

雨は吹き飛ばす

平成女鉾清音会、本番に向けて囃子の最終稽古。
週間天気予報では金土が雨で、日曜日は曇りだったのに、
日程が近づくにつれてだんだんズレてきている。
今では日曜日本番が雨予報。

でもメンバーは信じない。
「雨は降りません」と言い切る。

雨天時は、道中囃子を中止して
八坂神社舞殿での奉納囃子だけになる。
一応、その場合のスケジュールや曲も立てている。

「雨バージョンの練習もする?」
囃子方リーダーに聞くと
「しない」
と言い切られた。

稽古の最後に
「雨雲は、みんなでふ~ふ~して吹き飛ばしましょう」
と、当会の晴れの神様、亀大明神がおっしゃいました。

道中囃子の途中、
キツネの嫁入り行列とはすれ違うけど、
雨だけは降らすまいぞ!

決断は、日曜日の午後3時。
雨雲、いっそのことザーッと降って通り過ぎてもらうように、後ろからふ~ふ~吹いてみようかな?