ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

大入計画(大人計画ではない)

C.T.T. 5月上演会を観に、アトリエ劇研へ。
これは試演会。
25分くらいの作品を上演し、終演後に合評会がある。

今回は3本立て
1.マノキカク「姦~かしまし~」
2.ユウグレチャ「大入計画(仮)」
3.Janne Oriental stamp Educational Foundation「51623748」

皆さん、色々挑戦していた。
1本目は久生十蘭原作の小説を舞台化した、真野絵里嬢の一人芝居。
途中で食べたサクランボが印象的だった。

これを書いている時点では終わっているので、言っちゃうけど
2本目は客席も使った実験だった。
女の人が出てきて、中途半端な鼻歌を思い出しては歌う。
客席は一部大ウケだった。
(身内が多いのかなぁ)とか
(京都のお客さんは感度が鋭いのかなぁ)と、色々考えながら見た。
合評会で「実は客席にサクラを仕込んでいました」と暴露していた。
大ウケしているお客さんにつられて、
客席全体が大笑いしたら恐ろしいことになるなぁ
と、半ば心配しながら行ったとか。

芸大出身の主催者の苛立ちが込められているのかな
と思ったけど
合評会の出演者が
「舞台から見たら、客席が関係者ばかりだった」と言っていた。

エビデンス(科学的根拠)を求めるなら、
実験群をもう少しランダムに選ぶ必要がありそうね。