ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

お米とお豆腐2010

落語と狂言の会「お米とお豆腐」の公演を観に、京都府立文化芸術会館へ。
米朝一門の「お米」と茂山家の「お豆腐狂言」のコラボレーション。
出演は、茂山千五郎さんと
茂山七五三さん、
茂山あきらさん、
桂雀松さん、
小佐田定雄さん。

1部が落語「般若寺の陰謀」
2部は狂言「狐塚」
3部が、落語と狂言の混じった新作落言「めーるの飛脚」でした。

皆さん、いいお年頃なので、パソコンやメールの事は、良く分からないらしい。
分からないながらも、飛脚が愛の言葉を運んでいました。
ハッカーが文を手直ししていました。

単純な話なのに笑える。
伝統芸能の底力、なのかしら。
携帯電話は扇子で表現できるんやなぁ。
「大阪公演はオチを変えます」と小佐田さんがおっしゃっていたので、
きっと色々間に合わへんかったんやろうなぁ。
そんな緩さも含めて、上方文化の余裕、みたいなものを感じました。