ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

深遠の世界

次回公演に向けて始めた、習い事の第2回目稽古。

無理やり頼み込んだ押しかけ弟子にも関わらず、
師匠はきちんと教えてくださる。
昭和53年に名取りのお免状を取って以来、私が第一弟子なのだそうだ。
ご自身もずっと芸を磨いておられ、今は「秘密の曲=秘曲」を習得中。
このまま極めれば、その流派の巻物を伝授されるとか。
芸の道は奥深いんやなぁ~。
秘密の道がどんどん続いていくのだ。

稽古場を貸してくれているお母はんは
「それって何百万円かかりますの?」と聞いていた。

・・・・・・・。

あぁ、深遠。

実はあれから1カ月で、公演の構想が急展開。
演出助手の方から送られてきた内容は、最初に聞いた設定から2転3転。
すごく面白そう。
ただ、
もしかしてこの芸、いらんのちゃうの~?
という疑惑も浮上。

・・・・・・・。

いえいえやりますよ!
やるからには、モノになるまで!