ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

カルム料理

以前住んでいた下鴨の部屋は、カフェの2階にあった。
「カフェ・カルム」といって、とてもおいしいピタパンやクスクスを提供してくれるお店だった。
オーナーのIさんは、私の大家さんでもあった。
たまにカフェでランチを食べながら、
Iさんやお客さんとおいしい店の話などで盛り上がった。

そのカフェは、去年の11月で閉店して、
今は別のオーナーによるマクロビオティックのお店が営業している。
あのクスクスが食べられないのは、とても残念。

今日は久し振りにIさんと会うことになった。
お家にお邪魔して、夕食会。
「今日はじゃんじゃん食べてね」と
春雨のたらこ和え、ごぼうの肉巻き、しし唐の天ぷら、サラダミソワーズ、15穀米のおにぎり、梅ささみを大葉で巻いた天麩羅、鰆のバター蒸し、出し巻き、お蕎麦など、どんどこ出してくれた。

カフェではお目にかかれなかった和食の数々。
おいしいので、ペロリペロリと食べてしまう。

さすが料理上手。
ほっぺた落ちそう。お腹ははちきれそう。
そして、楽しい話。

カフェでいただいた時みたいに、お金を払いたくなった。
頼むから、払わして。
ほんで、また食べさして。