山登りをするとセロトニンが分泌されて、気分がすっきりするとか。
そんな山ガールに憧れて、比叡山へ。
とは言え、比叡山にはケーブルカーとロープウェイが通じているのだ。
しんどいところをすっ飛ばして、セロトニンは出るかしら?
などと調子のいいことを考えながら、ケーブルカーへ。
考えられないくらいの険しい傾斜をガタガタ登る。
これを敷設した人達は、すごい夢を描いたんやなぁ。
ケーブルカーを降りた地点は、すでに絶景。
空気もおいしい。
そこに、山のソーセージを売る屋台。
わぁビールも♪
ロープウェイに乗り継いで、早く山頂に行かねばならないが、
ここでビールを飲まなければきっと後悔する。
屋台には6-7人の列。
2人のお姉さんの連携が悪く、思った以上に時間がかかる。
山の上でイラチになってもしょうがないが、ソワソワ待つ。
ホットドッグとビールとすがすがしい空気は、やっぱりご馳走だった。
無事に山頂までたどり着き、帰路につく。
最終に近いケーブルカーで、山のソーセージお姉さんと一緒になった。
この2人、パートになって間がないようだ。
「あそこの調味料は取りにくい」
「あの棚は焦げていた」
「私、帰りにカナート洛北行くさかい、買うてくるわ」などと話している。
2人は仲が悪くないのだ。
それに、前向きだ。
ということが分かって、すっきりした。