ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

惜別

古着を処分する。
この2年ほど着なかった洋服たち。
(まだ着るかな?)
(衣装に使うかも?)
と、ぐずぐず保管していたが、いよいよ決心した。

その中には、妹にもらった服(お古)も何枚かある。
(妹に見られる前に処分しなければ)と思いながらもグズグズ置いていた。

先週、気がつけば妹が帰国していた。
おまけに私の留守中に家に来訪するとのこと!
ザザザッと部屋の様子を思い返す。
あ、あれだ!紐でくくって袋に詰めたそれらを発見されたらヤバイぞ!
「お姉ちゃん、せっかくあげたのに捨てるってどういうこと?!」
と言われたらどうしよう・・・。

家に帰って申告すると、妹は
「お姉ちゃん、えらい。服が捨てれるようになったんや」
とほめてくれた。

ホッ。良かった。

一緒にゴミ捨て場に持っていくのも協力してくれた。
ただ置いた瞬間、
「え~、これも捨てるの?」と袋を開けて取り出した。
ダメダメッ、見たら捨てられなくなる!
ゼッタイに見ないで!!