ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

鏡よ 鏡よ 鏡さん

「歌と~」シリーズで、いつもお世話になる大道具のK氏。
今回もライブハウス ”ネガポジ”をホテルの”ロイヤルスイート”な空間にしてくれた。

その結果の、戦利品。
家にあった鏡に縁をつけてもらったのだ。

この鏡、そもそもは父の実家が営んでいた店に貼りつけられていたものだった。
お店をよその人に譲り渡す時に、私がいただいた。
1枚鏡だが、分厚いので、たわみもなく、家の壁にたてかけてあった。

「これは、そのままじゃ危ないで」との忠告も受けて
この際、縁をつけてもらった。
鏡は溝も映しこむので、K氏は一回取り付けた後、もう一度縁の溝に色を塗りこんでやり直してくれたらしい。

舞台を終えて帰ってきたら、立派な調度品になっていた。
一回り大きくなって、色も重厚だ。

色んな人を映してきただろう、鏡さん。
自分もおめかししてもらって、うれしそう。