ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

10人写楽

劇創ト社deネクタルグンの「十人写楽」を観に、シアトリカル應典院へ。
これ、10年前の初演も観てたのだけど、
蔦屋重三郎(ツタヤ)さんの手鎖の刑が解けたシーンで、「あぁ、これこれ!」と思い出した。
それくらい新鮮に観たってことです。
なんせ、主役が男性から女性になってたからね。

パンフレットに作・演出の城田邦生さんが
~最近、現代では女性の方が男より孤独なんじゃないかなって思うようになりました。反面、だから女性は強いのだと~
と書いておられて、
田所草子嬢がカッコ良くて悲しい歌麿を演じていました。

舞台には北斎とか鶴屋南北とか滝沢馬琴も出てきてジャパネスク・カラフル。
江戸時代の芸術家も大変やな~と思いながら、
総合芸術、楽しみました!