ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

925邸

囃子の練習終わりで、滋賀県へ。
今日は、劇団925の中西邦子嬢の家でお泊まり会なのだ~!
劇団そとばこまち時代の面々で集まるのだ~!

地下鉄乗って、JR乗って、京阪石山坂本線に乗って、遠い旅路。
「駅に着いたよ~」と電話すると、
「そのまま鳥居をくぐってまっすぐ進んだところの、石段の上に仁王立ちして待っています」
と言うではないか。

本当に、立派な鳥居と参道が伸びていた。
ザクザク進んでいくと、ジャージ姿で仁王立ちする邦ちゃんが見えた。
ただ、私の前に赤いダウンを着たお兄さんが歩いていて、気まずいぞ。
(92ちゃん、もういいよ!)と、メッセージを送ったけど
邦ちゃんは負けじと仁王立ちし続けた。
さすが、劇団育ち。

925邸は、夏に行われた公演、『福喜多さん家の3兄弟』との舞台セットとまるっきり同じだ。
園本桂子嬢と福山しゅんろう氏、中西邦子嬢で鍋を囲む。
「美しき情報屋」と呼ばれていた桂ちゃんは、今でも何でも知っている。
しゅんろう君は、クリスマスに行う「歌のお兄さん」のチラシをくれた。
邦ちゃんは、今でも私を”笑いの師匠”と慕ってくれる。
劇団でシゴかれた思い出などを語って、笑い転げた。

考えてみると、彼女らとは人生の半分以上、知合いなのだ。
価値観が共有できて、嬉しい。
笑って笑ってゲームして、知らないうちに寝ていた。