ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

ハヤシ耳

毎日、祇園囃子を聞いていると、
何もかも囃子の音に聞こえる。

消防車のサイレンを聞いても、
建設現場の騒音を聞いても
その中に、「コンチキチン」と「ピー」という音を拾ってしまう。

囃子耳だ。

囃子耳になっていい事は、どこでも楽しくなれること。
悪いのは、耳が肥えてしまって、
自分の囃子を叩いた時にがっかりすること。