これ、先々週のお花見で撮った円山公園のしだれ桜。
いやぁ、美しかった。
昔は勢いを誇った名物桜やったけれども
一時期元気を失くして、痛々しかった。
夜空に浮かび上がる姿は、老婆の手みたいだった。
(やっぱり年には敵わないのかなぁ・・・)
と、とても残念に思っていたけど
今年見ると、こんなに見事に復活していた。
桜守りの方の努力は、相当なものだったろうなぁ。
刈り込まれたとは言え、ものすごい存在感だ。
艶やかさと共に、年齢を重ねた凄みがある。
「色気」を超えた「色香」である。
年とともに、表現できる美しさはあるんや。
私もこんな姥桜を目指したいなぁ、としみじみ感じた夜でした。