ここに出演している緒形拳さんは、
このドラマの放映を見られなかったんやなぁ。
このドラマの内容も、あの時の緒形拳さんの状況に近くて複雑だ。
ガンを隠して仕事をする主役は、中井貴一さんだけど
本当の患者は主役のお父さん役であり、お医者さん役の緒形拳さんなのだ。
裏側ばっかり考えなくても
ドラマとして純粋に色々考えさせられる。
ガンは、最近では痛みを軽減する方法が編み出されて
末期の人でも亡くなるまでに少し準備ができるらしい。
私なら死が差し迫った時、どうするか。
このドラマの主役や緒形拳さんみたいに、
自分にしか出来ない仕事をやり切るのも
勇気がいるけど憧れるなぁ。
