ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

平等院音舞台

平等院音舞台』という音楽会を聴きに、宇治へ。
このイベントは「東洋と西洋の出会い」をテーマに、世界から音楽家を招き、
金閣寺清水寺など名刹を舞台に毎年行われているらしい。

今年の出演者は雅楽の集団と、藤沢ノリマサ(ポップオペラ歌手)、雨谷麻世(オペラ歌手)、尾上和彦(作曲家)、ジョシュア・ローマン((チェロ)、ケルティック・ウーマン(アイルランド女性ボーカルグループ)、茂山あきら(狂言)でした。

開演までに時間があったので、平等院の鑑賞をば。
・・・と思ったら、リハーサルをしていました。
ケルティック・ウーマンが歌い上げる
クライマックスを思いっきり観てしまいました。

そして、平等院ミュージアムへ。
近くで見る鳳凰(1万円札にも書かれています)は、メカニック!
超かっこいい。
1000年前に作られたというのに、手塚治虫的な未来感を感じます。

本番は、夕暮れ時でした。
ライトアップしたり、池にロスコーをたいたり、蓮の花を浮かべたり、
特殊効果もされていたようだけど、
何しろ席がステージの真横最後列のため、ほとんど見えません。

途中で、客席が「オオォー」とどよめきました。
なんだろう?
一緒に行った友達は、
「いいところで鳥が鳳凰の屋根にとまった」と言います。
まさか。夜やで。
でも、「いいところで屋根から何かが羽ばたいて行った」ような気もしました。
え?鳳凰火の鳥の出会い?
生きてる鳥も、演出で動かせるの?

本当のところは分かりません。
10/5深夜0時30分から4chでオンエアされるそうなので、
確かめねばなりません。