ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

撮ってほしいし気が散るし

平成女鉾清音会、浴衣稽古。

祇園祭吉符入りから、うずうずしていた。
他の山鉾の囃子を聴きながら、
(早く囃子がしたいなぁ~)、と、待ちに待った解禁の日だ。

さぁ、喜びを太鼓にぶつけるぞ!
と思ったが、自分でやってみると、・・・。
思ったほど面白くない。

あれ?耳が肥えたのかなぁ。
前で撮影している、取材の人達を意識しているからかなぁ。

本日最後の囃子は観客が一人だけだった。
カメラマンさんも記者さんも「ニュースに流すので」と帰られたのだ。

メンバーの気持ちを集中して、仕切り直しの締め囃子。
♪チャラランランラン♪
はぁ~、楽しい!
たった一人の観客(初対面)には、「素晴らしい!」とやんやの大ウケだった。

これを撮影してほしかったなぁ。
いやきっと、こういう事を矛盾と言うのね。