ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

地点『三人姉妹』

観ました。
地点さんとこの『三人姉妹』
おそらく今日のお客さんの中で、
私達が一番真面目に観たのではないでしょうか。
台詞も筋も、頭にバッチリ入ってるしね。

客観的に見ようと思っても
同じ役を演じている役者さんには
どうしても感情移入してしまいます。
従姉妹どころか、分身みたいな気持ちになりました。
とても素敵に演じておられて、耳からスーっと魂が入る感じでした。

地点の舞台は、”禅”の世界でした。
役や動き、表情など、余計なものを削ぎ落とし、
人間関係や会話の内容を抽象的に表現していました。
見せたい(聞かせたい)ものに集中できる演出になっていました。

ごま家の『三人姉妹』は、、細かい気持ちのやりとりを丁寧に作っています。
役者の持つ個性も活かしまくっています。
もりもり盛り込まれています。

これは対照的な2作品になりそう!
2本見たら、3倍楽しめそう!

ごまのはえ版『三人姉妹』、初日のポストトークには、
地点『三人姉妹』を演出した三浦基さんがいらっしゃいます。
二人の『三人姉妹』に対する思いが、本人の口から明らかにされるはず!

ぶんげいマスターピース『三人姉妹』は、7月中に予約、購入すると
『早割り』適用。
500円の割引になりますよ!
お早目の決断を!