ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

いとこの『三人姉妹』

新聞でも報じられている通り、
この夏の関西は、チェーホフ『三人姉妹』が対決。

大阪での、「地点」という劇団、三浦基さんという演出家による『三人姉妹』
京都での、ごまのはえ氏の『三人姉妹』

三浦さんは文化庁の派遣でフランスに留学したり、
エジプトで芸術賞を受賞したり、
なんだかバリバリの芸術家だ。
演出法も、確立された評価を持っておられる。
しかも今回は
チェーホフの『三人姉妹』がつまらないなんて、よっぽどのことなのだから」
と、断言しておられる。
ムムム。
かなりの自信やなぁ。

ごまメンバーの観劇日は、稽古の都合で明日に集中しそう。
ごま氏「影響されたらどうしよう」と今から気弱な発言。

「『地点』の人達だって私達と同じ人間だ。知ってる噂を言い合おう」
と変な提案がなされる。

「三浦さんが修学院近辺で電化製品を買っているところを見た」とか
「制作の田嶋さんは坂本龍一が好きらしい」とか、
どうにかして庶民レベルに引き下げようとした。
だがその噂の元は、みんなごま氏だった。
なんや、信用ならんな~。

同じ古典の名作を、あちらではどのように演出し、演じるのか。
いとこの家に遊びに行くくらいの
緊張感と楽しみでお邪魔してみよう。