ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

喝!!

役者として、ホールとの相性を非常に感じるのだが
HEP HALLはとても私に馴染みがいい。
声の通りといい、
箱の形といい、
空間の広さといい、
とにかく劇場に流れる空気が私をウェルカムしている気がする。

中日あたり、開演前に
「なにとぞお願いします」と土下座している一平ちゃんがいた。
思わず「そんな弱気でいるから負けるんじゃ」と踏みつけた。
イメージ的には、邪気を踏みしめる毘沙門天だ。
田嶋杏子嬢が「私もお願いします」と身を投げ出した。
喝は時々注入せねばならない。

ホールの精は私たちの味方よ。
強気で行きましょう。

写真は、名古屋の千種小劇場。
ここも、とってもすてきでした。