ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

稽古場の空気

チェーホフ稽古は、ニットキャップシアターのアトリエを借りて行っている。

ここはクーラーがきかないので、窓を開ける。
窓を開けると、虫が入る。
蚊取り線香をたく。

だがあまりに虫が飛び交うので、窓を閉めて煙でいぶす。

ごまのはえ氏「ちょっと目が痛いので稽古を中断します」
そしてベランダでタバコをふかす。
「タバコの煙は目に沁みないの?」と聞くと
「自分のはいいが、横で吸われたら目が痛くてしょうがない」と言う。
その上ブーと、おならする。

ここには、色んな気体と勝手な気持ちがたゆとうている。

そんな空気の中、稽古は厳しく行われています。
特に台詞!
言い回しが難しい上に、細かいチェック!
キキキキ、気合だーッ!!