ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

ベロンベロン作業

十周年で販売する記念酒の、ラベル貼り作業のため、伏見の蔵元へ。
蔵の中は冷房してるし寒い。
まだ外の方がマシだろうと、テントで作業。
お酒の瓶は冷たいし、なかなかはかどらない。

途中、団体さんと一緒に蔵の見学に誘われた。
「私は作業してるからみんなで行ってきて」と言ったが
結局全員で見学させてもらった。

そこで試飲大会が始まった。
「月の桂」さんで作っているすべての種類のお酒を味見させてもらう。
おいしい!
これは、樽に仕込まれていたのと同じ香りがするぞ!
これは少し酸味があるけど、お米の違いなのだな。
これはワインみたい。さっぱりしておいしい!麹米が多いのだ。
同じ日本酒でもこんなに違いがあるのか!
盃が進む進む。

かなりベロンベロンになって、作業に戻る。
うわぁ、後、何百本作らなきゃいけないの?
早退した人もいるので、人数減ってしまったのに・・・。
と思ったけど、お酒を飲んだせいか、加速度的に作業の手が早くなる。
皆も陽気で、笑い声が絶えない。
あっという間に終わった。
信じられない。お酒ってミラクルやね。