ニットキャップシアターの稽古場日誌に
「『虹のカマドウマ』の稽古がメキメキ進んでいる」と書かれて恐縮である。
朝倉詩嬢に
「ここでボソッと台詞を言いたいけれど、大きい声にするとニュアンスが変わってしまう」
と相談された。
なので、ボソッとしゃべっても客席の一番後ろまで届く発声を伝授した。
ただ、私は左利きの右脳人間なので、理論立てて説明する事が苦手である。
”周波数”とか”音質”とか色々浮かんだけど、結局
「自分が太い幹の木になったとイメージしてみて。木肌はザラザラよ。」
と説明した。
詩ちゃん、台本に絵を描いていたけど、体得してもらえたかしら?
皆さんも本番で確かめてください。
キーワードは「百年の孤独」です。