稽古の合間に「家屋全壊」の稽古を見学。
面白い。
稽古風景も面白い。
客演ではあるが、
まだまだビギナーズの村岡芙実さん。
日頃からきめ細かい指導と厳しいダメ出しを受けている。
その彼女が稽古中、
石仏のように固まっていた。
「村岡さんは何を考えてるの?」と坂口修一氏が問うと、
「いやぁ、茶番やな、と思って」
と、答えた。
いえもちろん、演技として、ですけどね。
でもその言葉に、作演出、共演者、皆の腰が砕けた。
いろんな意味で、ダメージを受けた。
そしてゲラゲラ笑った。
「どん亀演劇祭V3」3話目の、この新作。
真面目ゆえに笑える、恋の茶番劇が各所で花開いていますよ。