「平成女鉾」稽古。
太鼓のバチの握り方がきついと注意される。
飛んでいくくらいふわっと持たないと、響きのある音が出ないのだ。
まずは音を聞けと、太鼓の正面で音を見る。
声の出し方と同じね。
力を入れたから、客席に声が届くとは限らない。
どれも自分で自覚して、
自分でやり方を編み出すしかないのね。
でも稽古終了後、いや翌日になっても、
耳がおかしくなってしまった。
耳がワンワンして、聞こえづらくなってしまった。
太鼓と一緒に、鉦の音も近くで聞いていたもんだからね。