ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

神さんの形

お囃子を奉納した後、禰宜さんとお話をした。
「何でも聞いてください」とおっしゃったので、メンバーの一人が
「神様ってどんな姿をしているんですか?」と聞いた。
「それは答えられません」と、即座に断られた。

どうやら神社の人達も見たことがないらしい。

キリスト教では、「神は、自分の形と同じに作るほど、人間を愛した」
みたいな事が書いてあり、神と人間は同じ姿だと思われているが
神道は違うのね。

お囃子している時、少しみすぼらしいおじいさんが
私達の正面で手を合わせて聞いていた。
蘇民将来の話を参考にするなら、あの人がスサノオさんかもしれへんな、と思っていたのに。