ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

汚点紫

「千栄ちゃんにぴったりのカフェがあるねん」とAちゃんに誘われて、
気が進まないながら北大路堀川へ。
汚点紫』と書いて『しみむらさき』と読むそうだ。
店の前では金髪のお兄さんが三線を爪弾き、おばあさんが隣に座って聴いていた

店内は巨大な鯉のぼりや絵本など懐かしガラクタがいっぱい。
奥に入ると張り紙がいっぱい。
『お客様は、敵ではないが、神様でもない』
『ギリギリでやってるド貧乏なカフェですから2時間たったら次のオーダーを頼んでください』
『店の物は私物です。読んだら元へ戻すこと。できないなら触るな』
など、not welcomeな雰囲気にタジタジ。

Aちゃんチャイの一杯も飲まないうちから「次、どこに行く?」
と、早くも店を出る事しか考えていない。

清算の時、店の金髪兄さんに「初めてですか?」と聞かれた。
「毎週火曜日、ライブやってるんで、よかったらまた来て。セッションとかもするし」とのことだった。
で、がぜん、興味津々に!
Aちゃんは「私はもういいわ」と言うけれど、私は「また来るぞ!」と心に決めたのでした。