ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

マイスターへの道

写真の青年は、ドイツ人。
鉄のマイスターになるために修行中。
3年間、世界を遍歴するそうだ。

先月ヘムスロイド村、アイアン兄弟の工房にやって来た。
黒の帽子、黒のコールテンの上着にチョッキ、きまりの数の白ボタンは、中世以来の徒弟職人のユニフォームらしい。
黒い山高帽は、サーの称号を勝ち取った印。
鍛冶打ちの時もかぶったままでした。(写真参照)

いや~、ドイツにはそんなしきたりがまだ残っているのね。
マイスターになるためには広い世界も知らねばならないのだ。
時代遅れの格好をしているけど、考え方は柔軟やね!
写真からも、彼らの誇りがみなぎっていた。
修行中の彼らから、学ぶものが色々あるわ。