ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

ファックさんごめんなさい

今日は、ホールで稽古。
四条烏丸を南へ、第五長谷ビルの地下にセットが組んである。

だがこのコックピットセット、いまだ建設中。
ゴンゴンゴンと、いたるところでナグリ(金づち)の音が。
舞台上ソデの扉を開けると、ファックさん(衛星)が「すみません」と背伸びしていた。
下ソデを開けた時にも、ファックさん(衛星)が「ごめんなさい」とぶら下がっていた。
ファックさん、タタキご苦労様です。

前に「衛星のコックピット」を観客で見たとき、倒れてきたファックさんの口と体があまりに臭かったので、アンケートに「お風呂に入ってください」と書いたことがあるのだ。
こんなに働いていたら、そりゃ臭くもなるわな、と、私も「ごめんなさい」と謝った。
心の中でだけどね。