図書館から、芥川龍之介のお伽噺の初出誌が見つかったことを記念した、講演会。
『知られざる掲載誌~芥川龍之介お伽噺にまつわる発見』当日。
・池谷博図書館長のあいさつの後
・京都府立医科大学の歴史を奥田司名誉教授に語っていただき
・芥川研究の視点から、田端文士村記念館の木口直子学芸員に解説いただき
・医学誌『體性』について、性の健康医学財団の北村唯一理事長にお話を伺う。
図書館ホールは、大学の行事や学会などで使用されることはあるけれど
図書館としては、あまり使ったことがなかったので、マイクの設営、舞台照明の調整など、マニュアルとにらめっこして四苦八苦。
メンテナンスの方に聞いたら、「それ前から壊れてまっせ」と言われて、急遽修理してもらったり。
警備のための設営をしたり。
NHKも取材に来られた。
本番では司会を行いながら、
講演中にかけつけた講師のPowerPointのUSBを受け渡すのに冷や汗をかく。
「ただかず先生です」と紹介すると「ただいち!」と2人から修正され、また冷や汗。
聴講に参加してくださった方は老若男女。
東京から来た女性は「抽選に当たった瞬間に、新幹線の切符を取ったんです。ミステリーみたいでワクワクします」とおっしゃっていた。
作成したパンフレットも大好評で「もう少し持ち帰りたい」という方がたくさんいらして、残部で人数をカウントしようと思っていた目論見が外れてしまった。
展示もたくさんの方が見てくださった。
どちらかというと、本学の歴史のポスターの方に鈴なりになっていたのが意外だった。
これは、明治期くらいの京都の講演会でも人気あるんじゃないかしら?