まだまだ暑いので、怖い話をしよう。
甥っ子1号が、私の家に「お化けがいる」と言い出した。
その時は「いや、家にはお化けは出ないよ」とトボけたけれど
彼の言う根拠は知っている。
私だ。
1号はなかなか風呂に入りたがらない。
でも、入ると長い。
家族が寝静まっている中、洗面所の明かりを煌々とつけ、シャワーで遊ぶ時間が終わらない。
私は電気代が気になって、ベッドから洗面所に行って、バチバチと電気を消した。
風呂場の1号が
「だれ⁈」
と言って風呂のドアを開けた。
私はサッとベッドに戻った。
1号は早々に風呂を出て、真っ暗な中、慌てて妹の布団に潜り込んでいた。
その数日後、お化けの件を妹に訴えた。
真相をここに記しておく。
いつかこの、漢字混じりのひめ日記を読めるようになった時、真相を知るが良い。