甥っ子1号が夢中になっているゲームは、
バナナが追いかけてくるやつ(バナナイーツ)と、
日本家屋や神社の杜など、神秘的日本スポットでお札を探すやつ(ミミック)。
その関係で、お化け屋敷が気になるらしい。
東映太秦映画村は、役者が幽霊を演じるそうで、最恐だとか。
「私は中に入らへんけどな」と念押しして、誕生日プレゼントに、連れて行く。
アトラクションチケット付き、大人3900円。
これは楽しみ尽くすしかない。
入村したら実寸の仮面ライダーが大集合していて、2号が大興奮。
他のアトラクション(忍者修行や刀でゴー、迷路など)もかなり楽しめた。
さて、肝心のお化け屋敷。
入り口で1号がもじもじ。
入る入らないでもめているうちに、なぜか私と2号が入る羽目になった。
暗闇の武家屋敷を、2号が全身で震えているのを感じながら、歩く。
暗いのも怖いけど、道端にいるのが人形か人間か判別つかないのが怖い。
「うぉ~」と出てきたらびっくりして2号が「キャー」と叫ぶ。
けどコロナなので、幽霊も一定の距離からは近づいてこない。
出てきたら、1号に「どうだった?」と聞かれた。
「何があった?」「何が聞こえた?」「何が見えた?」「それから?」「他には?」
帰り道も、夜ご飯を食べても、翌日も、ずっと聞かれる。
そんなに聞くなら、自分が入ればよかったのに。