ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

お化け屋敷

甥っ子1号が夢中になっているゲームは、

バナナが追いかけてくるやつ(バナナイーツ)と、

日本家屋や神社の杜など、神秘的日本スポットでお札を探すやつ(ミミック)。

 

その関係で、お化け屋敷が気になるらしい。

東映太秦映画村は、役者が幽霊を演じるそうで、最恐だとか。

「私は中に入らへんけどな」と念押しして、誕生日プレゼントに、連れて行く。

アトラクションチケット付き、大人3900円。

これは楽しみ尽くすしかない。

 

入村したら実寸の仮面ライダーが大集合していて、2号が大興奮。

他のアトラクション(忍者修行や刀でゴー、迷路など)もかなり楽しめた。

さて、肝心のお化け屋敷。

入り口で1号がもじもじ。

入る入らないでもめているうちに、なぜか私と2号が入る羽目になった。

 

暗闇の武家屋敷を、2号が全身で震えているのを感じながら、歩く。

暗いのも怖いけど、道端にいるのが人形か人間か判別つかないのが怖い。

「うぉ~」と出てきたらびっくりして2号が「キャー」と叫ぶ。

けどコロナなので、幽霊も一定の距離からは近づいてこない。

 

出てきたら、1号に「どうだった?」と聞かれた。

「何があった?」「何が聞こえた?」「何が見えた?」「それから?」「他には?」

帰り道も、夜ご飯を食べても、翌日も、ずっと聞かれる。

そんなに聞くなら、自分が入ればよかったのに。

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