ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

楽しくて震える

5/4(木祝)に控えた、神泉苑祭のために囃子の練習。

コロナ禍を経て、囃子がより深く好きになった。

バチを握って太鼓に乗せた時、震えるくらい、囃子を奏でられる事が嬉しい。

信頼できるメンバーで、祇園囃子のテンポや音量を上げたり緩めたり、

息を合わせて、気持ちを集中して。

 

「『竹・流し』の部分は、竹林の様子を描きながら奏でています。

そよ風になびく竹の葉が、次第につむじ風にあおられたり、竹がしなやかにしなったり」

太鼓方ハナとして、イメージを伝える。

「曲の出だしは、竹を輪切りにした輪っかを思い描いています」

と言うと、鉦方や笛方が、途端にザワザワ。

「それは思ってなかった」「輪切りってどういうこと…」

ご、ごめん・・・ちょっとそこは自分だけの世界、かな。

祇園祭発祥の地とされる神泉苑にて、平成女鉾清音会が祇園囃子を奉納します。
■2023/5/4(木祝) ①10:30~ ②11:30~
神泉苑京都市中京区御池通神泉苑町東入)