ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

パッションは受難

夕方はフラメンコ発表会、夜は京都町内会バンドのライブを鑑賞。

”表現”とは何だろう?と考える一日。

上手下手の次に、「これをやりたい!伝えたい!」という心の底からのパッションが見える人は、見ている人の胸を打つなぁ。

 

町内会バンドは、パッション(熱情)あふれるバンドではない。

♪正解探しはもうやめよう、間違い探しももうやめよう♪ とか

♪暇人~♪ とか ♪馬耳東風♪ とか

♪そんなつもりはなくてもいつの間にか大人になった 字も汚いまま~♪ とか

独特のゆるい歌だけれど、胸を打つ。

歌う側と聴く側、共にリラックスしながらも、メッセージが響いてくる。

 

終演後、笹野みちる嬢とお話。

私「表現て何やろう?やっぱり、パッションて大事よね」と言うと

笹野「パッションには、”受難”っていう意味もあるからなぁ。なんか、捧げる、みたいな気持ちも入るんちゃうか」という答えが返ってきた。

ハッとして

7/30(土)11:00~の平成女鉾清音会の奉納囃子 もパッションを込めよう

と、心のふんどしを引き締めたのでした。