朋あり 遠方より来る。
長野や大阪に住んでいる、劇団時代の同期3人で集まる。
3人は出身地も大学も違えど、劇団で意気投合し、
先輩から「トリッパーズ」と名付けられていた。
ノリや妄想が暴走して、ついついトリップしてしまうお調子女子トリオだった。
大学を卒業し、芝居を続けているのは私一人だけど、
一緒に温泉や海外旅行に行ったり、
演劇を観に来てくれたりと、長いつき合いになっている。
今回は、お見舞いが再開のきっかけ。
それぞれ人生を振り返って、仕事や病気、転勤や結婚の節目での状況とか、心境や決断を数十年後に総括できるのは、長年知っている間柄だからこそ。
トリッパーズ時代は今や未来ばかり見ていたけれど、思い出話をしているうちに、改めて「あの時はごめんね~」と謝ったり、親の視点から考えられるようになっていることに気づく。
大学時代、「劇団に入る」挑戦をした私達だけど
母になって感じる娘さんや息子さんは、「ホメないと伸びない」し、「保守的」らしい。
同期の2人はまだまだ挑戦を続けている。
バレエ、俳句、ヨガ、演劇ワークショップ、フラダンス、ハローワークでの講師etc
バブル世代は、ガッツがあるなぁ。
満開の桜の下、喋ってるだけでエネルギーチャージできちゃうもんなぁ。