ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

テレビカード

刑務所で共通の価値を持つものが”たばこ”のように、病室では、”テレビカード”が貨幣みたいなもの。

1000円で950度数。

テレビ視聴、2分で1度くらい。

冷蔵庫を24時間冷やすのも兼ねている。80度数差っ引かれる。

昨夜、ドラマ「ミステリという勿れ」の視聴中に途切れないようにテレビカードを買って備えていたのだけど、朝になったら見当たらない。

 

引き出しや棚、財布などどこを探しても。ない。

すわ、夜中に盗難??

まさか。

点滴を変える感じで誰かが侵入?

でも患者しかいらんやろ。テレビカード。

 

しょうがないので、新しいカードを買った。

私の行動を追ってみた。

(もしかして・・・)と、痛む傷を押さえながらベッドの下をのぞき込んだら、

あった!

そんなわけで、使用済と未使用の分別がつかないカードが手元に3枚あるよ。

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