ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

筒の中の足かき

『ミチカケ』『ミカヅキ』稽古。

立体的な美術セットをイメージして、テーピングされた舞台を動き回ってみる。

明神さん曰く、「足は着物の筒の中で動かすこと。段差では足の裏を見せないこと」

そうすると、手で押さえなくても、着物が乱れずに美しい所作ができる。

 

「女性はスカートをはくので、知らず知らずのうちに体幹が鍛えられているのよ」

とも教わった。

フレアスカートでクルクル回って裾が広がる様子など、身体の軸がないとできない振舞いだそうな。

 

あと、演出の中で

『約束を破っているように見えるけど、約束を守るために生きている』とか

『「好き」「嫌い」がはっきり言える女の強さ』

『すべてを受け入れた時、仏が見える』など、

次々と名言が飛び出す。

面白くて、油断がならないのであります。

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おででこ+ポかリン記憶舎朗読劇×2

2022/2/16(水)19:00

『ミチカケ』朗読・唄:須川弥香(おででこ)

ミカヅキ』朗読:須川弥香、タミー(おででこ)、日詰千栄(はひふのか)

作・演出:明神慈

笛・三味線:木村俊介

ロームシアター京都 ノースホール

前売り:3000円 当日:3500円 後日配信チケット:2000円

ワークショップ参加:2000円(朗読劇観劇と上演台本購入のこと)

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02jw33rhjr021.html