ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

ミチカケミカヅキ

招きシロ

職場の隣の部署の扉に、見た事がある猫ちゃん。 こ、これ、先日の『ミチカケ』『ミカヅキ』のチラシや~ん! 思わず中の方に声をかけると、 「色っぽいネコやったから、切り抜いて残してるねん」 とのこと。 切り抜かれたイラストは、マグネットになっていて…

朗読劇ワークショップ

朗読劇本番の翌日は、ワークショップ開催。 前日の本番を観て(聴いて)、 『ミチカケ』の上演台本(1000円)を購入した希望者10人まで、 ロームシアター京都ノースホールで4時間受講する。 私は途中参加だけれど、昨日の出演者含めて、賑やかにやっていました…

朗読劇上演

朗読劇本番。 明りと音で、旅籠屋や夜空、入江、火事の情景をアシストしてもらい 『ミチカケ』55分と『ミカヅキ』45分の朗読に耳を傾けていただきました。 野良猫シロの視点で、お客様のイマジネーションと遊ぶ 濃密な2時間でした。 シロを意識した、銀色の…

ワンチャン公演

明日はいよいよ『ミチカケ』『ミカヅキ』の公演。 一夜限りのピンチでチャンス。 ラグジュアリーなロームシアター京都、ノースホールへ。 照明はかなり凝っている様子。 舞台セット仕込みの間に、役者は楽屋で稽古。 東京から参加の木村俊介さんは、三味線と…

二つ枕

明神慈さんから、今回の舞台の参考資料を拝借。 杉浦日向子さんの『二つ枕』 江戸時代の吉原が舞台のお話。 女郎さんの生活や人となりがよく描かれている。 女郎の商売は嘘も多いし、適当にお客さんをあしらっているように見えるけれど お金に困った客に大事…

公演前のPCR!

今週水曜日に控えた公演『ミチカケ』『ミカヅキ』に備えて、PCR検査。 会場は相変わらず混みあっているけど、2回目となれば、入口に溜まっている人々をすり抜けてシュイシュイ~と受付へ。 翌日、結果が出るまではやはりドキドキしたけれど、今回も陰性でし…

4人目の出演者

来週水曜日に近づいた朗読劇。 『ミチカケ』は19時から、『ミカヅキ』は20時からの二部構成。 『ミチカケ』は須川弥香さんの一人読み。 『ミカヅキ』は須川さん+タミーさん+私とチラシには書いてあるけれど 演出助手の前田晴子さんも加わって、4人で取り組…

オンライン三味線

本番の衣装をつけ、『ミチカケ』『ミカヅキ』通し稽古。 オンラインでつないだ先には、三味線・笛の木村俊介さん。 京都で朗読し、東京で音楽を入れていただきました。 音が入ると、江戸時代の品川宿が一挙に色めきます。 セッション的に、アドリブで共演。 …

巳うろこしるしの腰ひも

来週に迫った朗読劇の衣装には、この腰紐を締める! 巳うろこ柄の腰紐。 先日の信貴山寺で購入したもの。800円。 ↓説明書にはこう書いてある↓ 巳は古来より邪気を払うしるしとされ、又、俗に巳成金(みなりきん)お金持ちになるとも云われます。ついて「巳う…

鮫小紋

『ミチカケ』『ミカヅキ』の衣装が決まった。 とっておきの、鮫小紋! 銀色が鈍く光り、なめらか、すべすべな生地。 裾に、金箔銀花があしらわれている。 猫の語りに、ぴったりじゃないかしらん。 これ、母が買ったものだけど、まだ一度も袖を通していない。…

筒の中の足かき

『ミチカケ』『ミカヅキ』稽古。 立体的な美術セットをイメージして、テーピングされた舞台を動き回ってみる。 明神さん曰く、「足は着物の筒の中で動かすこと。段差では足の裏を見せないこと」 そうすると、手で押さえなくても、着物が乱れずに美しい所作が…

コンビニ弁当の始末

朗読劇の作・演出家、明神慈さんが 「お腹ペコペコ~」 と、コンビニどんぶりを召し上がっていた。 綺麗に食事を終えた後、プラスチックの器に水筒からお湯を注いで、飲んでいた。 「お行儀悪くてごめんなさい」 いえいえこれは、禅宗のお坊さんと同じ作法な…

PCR検査センター

2月の朗読劇の関係で、PCR検査を受ける。 京都府内でオミクロン株がいち早く流行している影響で、府民は無症状でも無料で検査してくれるのだ。 薬局やタクシー乗り場など、検査してくれるところはいくつかあるけれど、直接申込みではなく、web予約ができるセ…

アジアのたたずまい

『ミカヅキ』の脚本が完成して、初めての読み合わせ。 しっぽりと、のびやかな作品になりそうで楽しみ。 稽古の前に、着物で準備体操。 「バレエシューズは脱いでね」と演出の明神さんから言われる。 足の指を縮こませるのではなく、足の指を使ってほしい。 …

幕末太陽傳

朗読劇の参考資料として、映画『幕末太陽傳』を観る。 最近は、古い映画も配信で見られるのがありがたい。 1957年製作の映画が、デジタルリマスター版で、330円で3日間繰り返し視聴できる。 フランキー堺さん演じる佐平次が、品川宿の旅籠屋で、代金が払えず…

作家読み

2月朗読劇「ミカヅキ」の第一稿が上がった。 ホヤホヤの作品を、作家の明神慈さんが自ら音読。 東京、品川宿にある旅籠屋のお話。 語るのは、そこに住み着いたネコ。 女郎さん同士の人情やネコ社会のルール、幕末の事件など 聴いているだけなのに、異世界へ…

母指球で歩く

来年2月朗読会に向けての顔合わせ。 作・演出は明神慈さん。 早速、本番に向けての、身体の使い方や発声のワークショップ。 足裏の母指球とかかとを意識して歩く。 歩行時、お尻の仙骨が8の字を描いているのを確認。 丹田と仙骨、母指球など意識すると、自…