3時間29分。アメリカのマフィアたちのお話。
おっちゃんがたくさん出て来る。
太っているか、頭が薄いか、眼鏡かで判断する私には覚えておくのにひと苦労。
でも登場する人々に、「〇〇年 家の前で頭を撃たれて死亡」などテロップが出てくるので、各人短命なことが分かってきた。
とにかく主要な3人に注目していればいいか、と落ち着く。
この方達、昔からマフィア映画の常連だと思うけど、若い頃から老年まで、同じ俳優が演じていた。
新しい特殊効果技術のおかげだそうだ。
イタリア系、アイルランド系のアメリカ人も、日本人同様、空気を読みまくっていた。
「殺せ」などと直接には言わない。
「あいつには困ってる」というひと言で飛んで行って引き金を引く。
老年になって牢屋にみんなで生活していても、シャバと同じような関係が続く。
仲の良い様子は少し微笑ましいけれど「あの時はやりすぎた」とか言われたら、立つ瀬がないわねぇ。
おっちゃんでも自分の意志で生き切られず、娘には嫌われて、なんだか哀れさも感じました。
でも曲が明るかったり、おしゃれだったりして、重たい感じがしないのが、人気がある理由かな。