友人宅で誕生会。
「何が食べたい?」と聞かれ、「イチゴ」と答える前にイチゴのロールケーキを買ってくれていた。ありがたや。
会話の中で「梨園」の意味について、疑問が出る。
「梨下に冠を正さず」の「り」ちゃうか?
と言ってスマホで調べたら
「李下に冠を正さず」という字が充てられていた。
「梨=なし」ではなく、「李=すもも」だったのね~⁈
ちなみに「梨園」とは、中国、唐の玄宗皇帝が宮廷の楽人の子弟300人を集めて教えた、梨の園のようです。
それが日本に渡って、歌舞伎界の雅称となったとのこと。
「梨園」・・・甘い香りと音曲に満ちてそう~。
一方「李下」は「瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず」という、古楽譜の一節らしい。
盗んでいると勘違いされないため、ウリ畑では、かがみこんで履物を履き直すようなことはしないし、スモモの木の下では、手を上げて冠をかぶり直すようなことはしない、という意味。
古楽譜は、新楽譜(唐の時代)より前だから、「李下~」のことわざの方が古いみたい。
スモモより、梨を盗む方が罪深い気がするのは、フルーツの甘さのせいかしら?