お昼にテレビをザッピングしていて、Eテレの番組を見てしまった。
こころの時代~宗教・人生~
「戦場から祈りへ」というタイトルで、写真家・桃井和馬さんが話している。
戦場カメラマンになった経緯、キリスト教の洗礼を受けたきっかけ、奥さんの死、
どれも深く考えさせられる話だけど、印象に残ったのは、戦争の話。
戦場カメラマンとしてだんだんコツが掴めてきて、最短で現場の最前線に行けるようになった。
分かったのは、どの戦争に行っても、大体同じ。
そして戦争がその後、どのように展開して行くか、予想がつくようになったそうだ。
そもそも戦争の原因は、宗教などではなく、食糧、水、資源の不足。
木を伐り、山を燃やし、環境の破壊が負の連鎖を引き起こしている。
自然は互いに支え合っているのに、人間は自然から奪うだけ。
2019年の再放送だけど「そのうち、自然から反動がきますよ」と言っていた。
その夜見たNHKスペシャル「地球の未来」でも、人間が水を使いすぎて、世界の食料の不足と不均衡を生んでいる様子を報道していた。
特に、牛肉の水の使い方が激しいらしい。
人工肉はまだハードルが高いけど
お腹がすくまで食べない、とか、買った食材を食べきる、とか、
10年後の地球に向けて、平和に向けて、
私にできることをちょっとずつやっていこう。