ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

スーホの白い馬

NY在住の甥っ子1号の日本語学校学習発表会をYouTube生中継で視聴。

 

2-3年生のクラスは、モンゴルの民話「スーホの白い馬」を発表しました。

役を振り分けて朗読したり、途中で歌を歌ったり。

 

それが、びっくりするほど悲しい話でした。

スーホは一等賞になったのに、王様に馬だけ取り上げられて、その馬も…。

途中にはさまれる歌も短調で、より一層、ひどさが伝わります。

 

そう言えば、彼らは去年「タヌキの糸車」を発表したのでした。

それも、大層悲しい短調の歌が挿入されていました。

♪もういたずらはいたしません だからどうか助けてください♪など

当時2歳の弟と一緒に、何度も歌っていました。

 

伯母として、ニコニコ子供たちの活躍を見守るつもりが、

あまりの悲しい、理不尽な話に、愕然とした夜でした。

f:id:himechiz:20201221012323j:plain