『カレーと村民』の稽古は、進んでいる。
Twitterで劇団員がつぶやいてくれたので書いておく。
今回私は、五社英雄監督の映画のように、低い声で威厳ある役作りを試みていた。
演出から、
「ちょっと試しに『大屋政子』みたいな声でやってみませんか?」
というオーダーがあった。
「『オトウチャン』やね」と確認すると
「そうです。演出楽やー!」「では休憩しま~す」
再開後は、キャラクターががらりと変わった。
共演者は動揺していたが、
大屋政子かどうかはともかく、
あの稽古場でトライする勇気に、笑ってもらえたら本望である。