ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

大屋政子

『カレーと村民』の稽古は、進んでいる。

Twitterで劇団員がつぶやいてくれたので書いておく。

 

今回私は、五社英雄監督の映画のように、低い声で威厳ある役作りを試みていた。

演出から、

「ちょっと試しに『大屋政子』みたいな声でやってみませんか?」

というオーダーがあった。

「『オトウチャン』やね」と確認すると

「そうです。演出楽やー!」「では休憩しま~す」

 

再開後は、キャラクターががらりと変わった。

共演者は動揺していたが、

大屋政子かどうかはともかく、

あの稽古場でトライする勇気に、笑ってもらえたら本望である。

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