押入れから出てきた年賀状や手紙類、悩んだ末に処分することに決めた。
その前に一旦、目を通す。
友人知人の生活の変化が見えてくる。
独身→結婚→子供誕生→子供成長の様子は、長尺で見ると感慨深い。
舞台を観に来てくれたり、ひめ日記を読んでくれたり、「また誘ってね」と添えてくれている。
便箋3枚にわたるファンレターも出てきた。
東京在住の女性。大阪に住んでいた高校生の頃から”何よりも日詰さんを観に”足を運んでくださっていたらしい。
手紙をくれた当時は”インテリアスタイリストがやりたくて、東京に出てきて、アシスタントとしてがんばっている”と書いてあった。
ふと名前で検索してみたら、インテリア雑誌のスタイリングやフードコーディネーターとして活躍し、インタビューされている素敵な女性がヒットした。
ご主人と子供3人を育てながら、バリバリ活躍されているようだ。
この手紙の情熱と文章力があれば、夢を叶えられるはずや。がんばったなぁ。
一日一人で作業しながら、一人じゃない気持ちになるのでした。