おかげさまで、ユニット美人『ゴドーを待ちたかった』の公演を閉幕しました。
この時期に劇場へ足を運んでいただいたお客様、
遠くから見守っていただいた皆様、ありがとうございました。
女性ばかりの創作現場は、なんだか居心地が良かったです。
作・演出の黒木嬢は、台本のひと言ごとに裏付けがあるのに
人の意見を聞いて、柔軟に変えられるところが良い。
それでいて
「GUと島村は、かわいいメイクの方がいいんじゃない?」と言った時
「”かわいい”の定義を世間一般の”かわいい”に寄せるのは違う。ユニット美人はそういうジェンダーな決めつけにアンチを唱えているのです」的な発言をしたのが、素敵でした。
舞台監督と音響オペの男性陣は、大変穏やかに見守ってくれました。
皆様、楽しい作品作りに加えていただいて、ありがとうございました。
『ゴドーを待ちながら』を上演したかったアンドロイドとプログラム達。
ルールを破れない、彼女らなりの戦いの一幕と
ウイルスに浸食されてしまった世界で台本が拡散されていく二幕。
ず~っとブツブツ唱え続けた、5分超の台詞からも解放です。
あぁ、自由だ。
でも首回りと、みんなに会えないのが、なんか寂しいです。