ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

この世界の片隅に(再)

NHKで放映された映画「この世界の片隅で」を見る。

映画館で一度見たのに、とても新鮮に観賞した。

スクリーンでは大きすぎて受け止めきれなかった感情が、小さな画面でやっと把握できるようになった、という感じ。

 

戦時中の日常がほのぼの描かれているのだけど、エンドロールでギョギョッとなった。

原爆の悲惨さ、こんなところに、潜ませていたのねぇ。

 (後で調べたところ、クラウドファウンディングのテロップと差し替えて、テレビ用に追加された部分なんだって)

 

はひふ映画部で再度語り合う。

話題の「表現の不自由」をどうしたら表現できるか。(見てもらえるか)

 

こんな風に潜ませたり、風刺したり、逆に圧倒的なインパクトにしたり・・・。

表現する側のセンスや工夫で、観客に訴えるのが、自由の獲得に繋がるのかもね。