ユバチ「未明」を観に、京都芸術センター 講堂へ。
小川未明の童話や詩やエッセイを切り貼りコラージュした舞台。
明治から昭和を生きた小川さんの作品は、童話でもちょっと恐い。
着物姿の出演者が暗い中で戯れているのはなんとなく不気味にも見えてくる。
「赤い蝋燭と人魚」では、障子に絵を描いたり
影絵で童謡を楽しんでいる様を表したり
懐中電灯で照らすゲームを取り入れたり。
見せ方を丁寧に工夫していました。
人さらいに遭った子供が、お姉さんに助けられた話が印象的でした。
手拭いをかぶされている間にどうやって助かったのか
その後お姉さんはどうなったのか、
ふと想像し、また空恐ろしくなりました。