ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

脳育ての黄金ルール

「脳育ての黄金ルール 子供の脳を豊かに育む脳科学」という、黒川伊保子さん著の本を読む。

天才脳は3つの性質があるそうだ。
①好奇心がある
②意欲を失わない
③満足感、達成感を感じやすい

ありとあらゆることに好奇心を持ち、1秒たりともガッカリせず、「じゃあどうしようか」とワクワクし、ささいなことにしみじみと穏やかな満足感、達成感を感じやすい天才脳は、勝手に努力しちゃうそうだ。
天才脳は、幸せ脳とも言える。

例えばアインシュタイン
彼は初めて来日した時、「日本語は神の国のことばだ」と言ったらしい。
ドイツ語文化圏が、シュッとかガッとか、吐き出すような発音に比べて、「ありがとう」や「おかげさまで」という発音の優しさに感激したとか。
「この言葉がある以上、世界平和は達成されるだろう」と言ったとのこと。
話の内容も嬉しいけれど、この言葉を聴いただけでここまで感動するアインシュタインは、やはり感激屋さんの幸せ脳なのだろう。

他にも、「早起きが良い」とか「読書が良い」とか書いていた。
幸せ脳の人、私の回りにもたくさんいる。
文句を言うより、(じゃあどうしよう)と考えてワクワクする方が、色々生み出せるもんね。
甥っ子達も、そんな幸せ脳に育ってほしいなぁ。