ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

マイムの視点

「さよなら家族」ではパントマイムもやる。
いいむろなおきマイムカンパニーのいいむろさんが監修してくださる。
フランスで修行したマイムのプロだけれど
マイムマイムせず、演劇とマイムの、ちょうどいいバランスを見てくれる。

マイムの世界では、火が燃えている様子を手のひらをチロチロさせて表現するらしい。
今回のお芝居では、チロチロはせず、普段の仕草に落とし込む。
他にも色々、無駄な動きを間引いてくれる。

K君に「豆腐を食べる仕草が上手すぎて気持ち悪い」というダメ出しもあった。
「落語でうどんをリアルに食べるのがあるでしょう?あの汁感、僕、苦手なんですよね」
と言いつつ、うどんを食べる仕草はとても上手だった。

この湿度の差が日本とフランスの違いなのかしら・・・。