下市口駅に迎えに来たマイクロバスに揺られて、
山また山を越え、丹生川のほとりにある、奈良県黒滝村の「森物語」へ。
夏、コロナを挟んで4回ほどキャンプに行っている私達だけど、
今回は一軒家でもバンガローでもなく、旅館です。
旅館から向かった別棟はどっしりした古民家。
(大雨のため、徒歩2分の距離をバスで送ってもらいました)
ここで会席をいただきます。
・前菜 大和牛しぐれ煮、鴨ロース、川海老、うすい豆腐、帆立の旨煮
・お造り はまち、鮪、鯛
・焼物 蝦夷鹿陶板焼
・煮物 鰻と茄子の温玉添え
・温物 黒毛和牛すき焼
・揚物 天然小鮎の天婦羅
・食事 山菜釜飯 香の物 赤出し汁
・水菓子 アイスクリーム
一品一品が新鮮で美味な、充実のメニュー!
(こんな山奥なのに…)と、グルメのA嬢も舌鼓。
甥っ子1号(9歳)は、大人メニューを少し間引いた料理。
甥っ子2号(5歳)は、お子様ランチ的な、ハンバーグやソーセージ。
大人が舌鼓を打っている中、1号の箸が進まない。
一品目の豆腐をひと口も口にせず、「いらない」と遠ざける。
2号のお子様ランチを引き寄せて、プリンをぐちゃぐちゃに崩して遊んでいる。
あぁ…プリンでさえ、私にはご馳走なのに…。
私としては、日頃、きれいに食べきる大人達と食事しているので、残すなんてあり得ない。
食べるのが嫌いなのかなぁ?
と思っていたら、茶屋で頼んだうどんとカレーライスはがっついていました。
この子達に枝豆豆腐の甘味や鰻の香ばしさ、山菜の苦味、バラエティ豊かな料理の味が分かる日は来るのかなぁ?
お子ちゃまの舌のままでいてくれる方が、安上りかなぁ?