高校卒業以来のクリスマスページェント。
栄光館の椅子、パイプオルガンの音、乳香の匂い、すべてが懐かしい。
高2で聖書朗読に選ばれ、2年にわたり務めた。
高3ではマリアの台詞を担当し、栄光館中がザワザワした。
今年はヘロデ王の台詞の人が低くて野太い声で、印象的だった。
語る言葉、
緞帳の上がるタイミング、
すべてのリズムが身体に染みついている、
客席全体から沸き起こる賛美歌。
この感覚は忘れてたなぁ。
クリスマスページェントは礼拝だから、参加型なのだ。
♪あめにはさかえ♪の歌は
1階下手、上手、2階下手、上手と輪唱される。
えもいわれぬ荘厳さに囲まれました。
讃美歌、どれもしっかり歌えた。
17歳の身体で覚えた記憶は、忘れないものなのねぇ。